2003年度和歌山ノンフライトクラブ艦船部門レポート

さて、本年のテーマは『空母』!
まずは期待の新鋭、渡辺会員の、第2回艦船合同展以来、更なる改修を加えた英空母アークロイヤル
エッチングパーツをまとい、迷彩塗装を施した日本海軍軽空母 瑞鳳 の2艦艇を投錨、
その隣には田川会員ホーネット、エンタープライズの2正規空母が仲良く入港します。
さすがはAFVで鍛えたテクニック、飛行甲板の実感さながらの仕上がりに思わず見惚れます。
以上、1/700艦隊の傍に、
『 フネの仲間ではなく戦車の仲間です』との但し書き付で、田上会員の、1/35ピバーも勇姿を
見せ、(立派にフネです!間違いなく!)その後方からは、同じく田上会員の1/350舶来の帆船
エスメラルダ号
が、艤装途中とはいえ、優美な姿で入港です。(完成が楽しみですね。)

1/500クラスは予想よりおとなしくなり、宮井会員日本海軍空母 赤城が、フルハルでありつつ、
あえて海面付にて入港、そして…今年も未成艦ですが…潜水空母?1/72、伊401潜水艦も浮上入港、
ここに、ノンフライト空母艦隊が…って、 艦載機!艦載機はアークロイヤルの2機のみですね。
少し搭載機が心許無い気もしますが、ここに 全艦無事入港し、開場となりました。

さて、初日の艦船ゲストは、なんといっても、和歌山市在住の、帆船モデラー、橋本一郎氏
木製本格帆船、1/50ワッペン・フォン・ハンブルグ号です。 やはり、キングス・ホビーの王道たる、
木製帆船、そして手馴れた作り手の橋本氏の作品となれば、圧倒的な存在感です。同時に現在製作中の
オランダ捕鯨船
も展示くださり、その製作方法等、気さくに御説明くださいました。

展示会2日目、今年も昨年に引き続き、大阪堺方面より、岡本好司氏が、製作中の、1/150榛名、
艦橋
を携え御来場、特別展示公開くださいました。 その精密さ、まさに息を呑む仕上がりです。
艦橋内部、配電盤・パイピング等…まさに実艦に乗船したような錯覚を・・・肉眼にて観られる、
それだけでたいへん勉強になります。
おそらく、今後数十年、語り草となる模型の建造に立ち会える、僕らは幸せです。

また、急遽、遠く伊勢より入港された、波濤の会、中村末吉会長
1/200の駆逐艦・護衛艦隊4隻(あやなみはるかぜゆうだち雪風

展示くださるという、嬉しい展開もあり、到底ゲスト卓には納まりきれない賑やかさです。
 高く、安定した完成度の艦隊に、プラ板工作の御説明、御教示を受けられるという、願ってもない
機会となりました。

午後には、摸型工作隊、甲協力隊員こと、太田福得氏海自補給艦とわだ、護衛艦あさぎりWLにて
到着、写真背景とのアナログ合成技術の高さと、1/700の精緻な製作話を御披露、他ジャンルにも
応用できるテクニック秘話も多数あり、とても参考になります。
 そして、ゲスト展示のトリといたしまして、摸型工作隊太田艦長こと、太田明仁氏日本海軍、海上保安庁等の特務艦や、
機帆船等
の、素晴らしき艦隊が入港、投錨展示と相成りました。
工作隊HPでもおなじみの(?)10円玉比較も加わり、フルスクラッチ1/500艦隊を盛り上げます。

すでに艦船卓は、御来場の皆様と、製作者の皆様がフネという共通項で繋がり、話が出来る、
実に素晴らしい盛況となりました。
うららかな週末、艦船模型ファンはたいへん幸せな時間を過ごせました。改めて来年の展示会には、
素晴らしいゲスト展示の皆様に負けないよう、鋭意製作する決意です・・・。
遠路御来訪頂いた皆様、協力展示くださった製作者の皆様に、篤く御礼申し上げますと共に、
また来年の再会を期待いたします。どうも、ありがとうございました!またお会いしましょう!

(文責    艦船部 宮井会員)

−戻る−